6966 決算

ＩＣリードフレーム、自動車・家電向けモーターコア大手の三井ハイテック(6966)が、12月10日（金）に「2022年１月期 第３四半期」の決算発表をした。 ＊2022年１月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結） 同社の決算発表後のpts価格が大きく上昇している。 ＊モーニングスター社によるPTS価格情報で 9695 円 ＋945 円 ( +10.80% ) さわっちちゅん太郎！今日は12月10日に決算発表した三井ハイテック(6966)を解説するね。 ちゅん太郎ラジャー、さわっち！ さわっちまず会社概要を簡単に説明するね。 本社 ：福岡県北九州市海外拠点：北京、成都、新竹、フィリピン、サンノゼ、シカゴ、ミラノ、フランクフルト事業内容：精密金型やICリードフレームなどの製造・販売従業員 ：約4000人総資産 ：1075億円時価総額：約3450億円（12/10終値ベース） さわっち同社はリードフレーム、モーターコア、工作機械を中心とした”開発型ものづくり企業”。超精密加工技術、超高精度な金型技術で高品質で高精度な製品を実現しているんだ。 ちゅん太郎ちなみにリードフレームって何なの？ さわっちリードフレームは、半導体パッケージに使われていて、半導体チップを固定して外部配線との接続をする部品のことだよ。まあ、半導体製品に使われるものと理解してくれたら良いよ。 ちゅん太郎OK！OKring（オッケーリング） さわっちそれじゃ本題の決算内容を見ていくね。 さわっちまず今回の決算で注目すべきは上方修正決算であること。内容は下記の通り。 ＊通期連結業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ さわっち数字はこんな感じ。単位（百万円）売上 134,800→138,000経常利益11,700→13,500当期純利益 7,800→9,500１株利益 213.39（円） →259.90（円） ちゅん太郎各項目勘定が全て上方修正ってことだね。 さわっちそうなんだ。ちゅん太郎、良いところに気づいたね。 ちゅん太郎テヘヘ さわっち上方修正って、実は増収増益が大事なんだ。マーケットインパクトも増収増益が効果が大きいんだ。 ちゅん太郎増収増益ってどいう状態を指すの？ さわっち増収増益は売上と当期純利益がともに増えることなんだ。だから、事業が健全な右肩上がりの成長を続けていることを意味し、マーケットインパクトも大きいんだ。 さわっちちなみに上方修正は、減収増益もあるんだよ。これは、売上は減ったけどコスト削減をしたり、特別利益などを出すことで当期純利益を増やすことなんだ。頑張って経営をしていることは評価されるんだけど、売上が伸びていないことを、まだ成長軌道に乗れていないと判断されるのでマーケットインパクトはそれほど大きくないんだ。 ちゅん太郎なるほど。上方修正もいろんな意味があるんだね。ところで、三井ハイテックはどうして上方修正の決算ができたの？ さわっち三井ハイテックの事業は大きく４つ。①金型②電子部品③電機部品④工作機械 さわっち特に②電子部品と③電機部品が大きく売上を伸ばしたことが上方修正の大きな要因なんだ。この２つの事業で売上の９割を占めているからね。 さわっち電子部品事業では情報通信機器向けや車載向け半導体用リードフレーム、電機部品事業では電動車向け駆動・発電用モーターコアの受注がそれぞれ好調に推移したことで収益を伸ばしたんだよ。この２つの事業はそれぞれ、前年同期比で40%以上売上を伸ばしたんだ。売上増加に加えて原価低減に取り組んだことで最終的な純利益を増加させたんだ。 ちゅん太郎おおーー！すごい！！ さわっちそう。すごいんだよ。それで配当も増やして株主に還元しようということになったんだよ。 ちゅん太郎配当が増えるのは嬉しいことだね。 さわっち前期実績：18円今期当初予想：18円修正後予想：55円 ちゅん太郎ものすごく増える予想だね。 さわっちコロナ禍でも、本当に企業努力を怠らず前を向いて進んでいる感じがします。これからも期待できる有望企業だと思います。 ちゅん太郎本当だね。今日は勉強になりました。ありがとうございました。 Classical Taste ホームへ＊株、投資、企業紹介をまとめたブログです。ぜひご参考ください。

三井ハイテック(6966) 好決算を発表 PTS価格大幅上昇

三井ハイテック(6966) 好決算を発表　PTS価格大幅上昇